フラットサイドクランクの使いどころ

コラム
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先日、Twitterの方で投稿しましたが、ペイフォワードのKOHIRAを購入しました。

KOHIRAは小さめのフラットサイドクランクなのですが、
以前知り合いから『フラットサイドクランクの使い所が分からない』という話をされたので、
今回はフラットサイドクランクについて軽く解説したいと思います。

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◆フラットサイドクランクとは?

まずはフラットサイドクランクとは何かというのを一応説明します。
フラットサイドクランクとは、その名の通りルアーの側面がフラット(面)になっているクランクのことで、普通のまん丸としたクランクと異なり側面のボリュームが無く、全体的に平べったいクランクベイトの事を指すのが一般的です。

例えばOSPのダイバジンのような側面がフラットでも、ファットな形状をしているクランクは
これに該当せず一般的なクランクベイトとして分類されます。

つまりは今回発売されたKOHIRAのように平べったい形状のクランクの一般的な呼称が「フラットサイドクランク」ということになります。

◆フラットサイドクランクのアクション

フラットサイドクランクは、普通のクランクと同様にただ巻きで使うのが一般的ですが、その平べったい形状故にノーマルクランクのような『ブリブリ』と水を押す派手なアクションではなく、『ヒラヒラ』『パタパタ』といったフラット形状特有の控えめなアクションとなっています。

水押しが普通のクランクよりも弱いため、引き抵抗が少なくタービュランスを生かしたアピール力は控えめです。
代わりに側面が広いため明滅効果を生かした視覚的アピール力は高く、フラッシングや明滅に関してはジャークベイトやスピナーベイト並みのアピール力を持っています。

◆フラットサイドの使い所

さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここで本題のフラットサイドクランクの使い所です。

個人的には普通のクランクにはバスが追ってこないような活性がやや下がったタイミングでの使用が効果的だと思っています。
つまりは活性がやや下がって食い渋っている状況。
時期でいうと春先や晩秋~初冬に掛けて特に使用頻度が高くなるルアーだと思います。

「クランクでは食わない、でもワームだと少し弱い…」
そんな状況でこそ効果を発揮してくれるルアーがフラットサイドクランクだと私は考えています。。

クランクのタービュランスを生かしたアピール力に反応しないバスにそれよりも弱い波動と明滅効果を駆使してどうにか口を使わせるイメージですね。

同様の時期・状況で有効になるハードルアーとして、シャッドやバイブレーションなどがありますが、
これらのハードルアーの共通点として、アクションがタイトでハイピッチということがあります。
経験則ですが、バスは活性が低くなればなるほど、タイトなアクションのルアーに反応してくれるようになります。逆に活性が高いときは『ブリブリ』とルアーが大きくアクションした方が釣果が伸びやすい傾向にあります。

バスの活性に応じたルアーセレクトという観点からも、フラットサイドクランクは今からの時期に有効となるワケです。

◆フラットサイドで狙うポイント

私が八郎潟でフラットサイドを使うポイントは以下のポイントは『リップラップ帯』、『葦』などが主ですが、意識しているのは少し浮き気味のバスを狙うということ。

フラットサイドクランクはボトムにガンガン当てて使うというよりはたまにストラクチャーに当てるぐらい程度でボトムより少し上から中層辺りにいる食い気が無くて「ボ~」としているバスにアピールして使うことが多いからです。

もちろんこれは八郎潟でおかっぱりの釣りを中心にしている私の場合で、フィールドやスタイルが異なれば全く別の使い方もあると思うので、参考にしていただき、アングラー自身の創意工夫で釣果を出すようにして頂ければ幸いです。

◆おすすめのフラットサイドクランク

最後はおすすめクランクをご紹介します。

晩秋の今からの時期、フラットサイドクランクを駆使して釣果を伸ばしましょう!

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