徹底比較!?21アルファスSV TWと20アルファスAIR TW

タックル
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知り合いから20アルファスAIR借りてきたので、
21アルファスSVと比較してみました。

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◆20アルファスAIR TWスペック


まずは20アルファスAIR TWのスペックから


・巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):75
・ギア比:8.6 / 自重(g):160 / 最大ドラグ力(kg):3.5
・標準巻糸量 ナイロン(lb-m):6-45、8-45
・ハンドル長さ(mm):80 / スプール径(mm):28
・ベアリング (ボール/ローラー):6/1

ちなみに標準では例のベタベタノブを搭載していますが、今回このリールをお借りした方はZAIONノブに交換していました。

なお、21アルファスSV TWについては下記の記事を参照。

次項からSVとAIRを比較して行きます。

外観

パッと見の外観はカラーリングとスプールの違いがある以外には大きく異る点はありません。
リールのボディ形状はほぼ同一。正確にはスプール周りの作りが一部異なります。
詳細は後記にて

ハンドル

ハンドルは同形状の物が採用されていますが、21アルファスSVが85mmの長さに対して、20アルファスAIRは80mmの長さが採用されています。

コレは大きめのルアーや打物なども使用範囲にあるSVに対してライトルアーのみを想定しているAIRはやや小径のハンドルを採用している事になります。これはそれぞれの用途を考えれば妥当な選択だと思います。

スプール

SVとAIR最大の相違点であるスプール。

SVモデルがΦ32mmの超々ジェラルミン製スプールを搭載しているのに対して、AIRはΦ28mmのG1ジェラルミン製スプールを搭載しています。

比較するとスプールの大きさが、かなり異なっているのがわかります。大きさもさることながら、スプール素材も異なっているためAIRとの重量差はかなりあります。殆ど同形状のリールにも関わらず、AIRの方が若干お値段高めな理由はこの辺りですかね。

回し心地

スプールの次に大きな差といえるのが搭載ギア。

2020年発売のAIRは従来のギアシステムが搭載されているのに対して、SVは『ハイパードライブデジギア』が搭載されています。
そのためハンドル回転時のヌルヌル感はSVに軍配があるように感じますが、軽量ルアーの使用がメインとなるAIRの場合、ハイパードライブギアを搭載していない分、巻き感が軽いように思えるので、これはこれで正解な気もしますね・・・。まぁこれは完全に好みの問題に思えますが・・・。

互換性

ボディがほぼ同形状のSVとAIRですが、スプール経が異なっているため、スプールに互換性はありません。写真の用にAIRには赤い輪っかのような金属パーツが固着されているので、SVスプールの装着は不可能。

AIRはサイドカバーにも赤い輪っかが固着されています。

一応SVにAIRのスプールを装着すること自体は可能でしたが、写真のように隙間がガッツリ空いてしまうため、このまま実釣すると確実にラインが絡みます。

ハンドル・ノブなどは互換性がありますので、これまでのダイワベイト同様にカスタムが可能です。

旧モデルとの互換性

先述した通り、スプール経がAIRは28mm、SVは32mmと旧アルファスと全く異なる形状になってしまったため、スプールの互換性はありません。交換できるとしたらやはりハンドルとノブぐらいでしょうかね。

まとめ

外観はほぼ同じリールですが、21アルファスSVと20アルファスAIRは全く別物のリールという事がわかりました。
SVもAIRも旧モデルとの互換性が無いため、完全な新作リールと考えた方が良さそうですね。それにしてもとんでもないコスパ最強リールをダイワが送り出してきましたね。2021年のシーズンインが今から楽しみです。

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